稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の今年の目標は「主演映画第2弾」と「音楽番組にもっと出たい」
稲垣吾郎 ─'24年はドラマ『燕は戻ってこない』、映画『あんのこと』、公演中の主演舞台『No.9―不滅の旋律―』などの作品に出演されていました。どんな一年でしたか? 「プライベートの時間もありましたし、猫も3匹になって。穏やかに、いつもどおり変わらず生活した一年という感じですね」
「充実した365日を送りたい」
─『No.9』で演じていらっしゃるベートーヴェンが実は人たらしだったと知って「僕もそういう面がある」と。一方、ラジオでは「人見知りなところがある」とも話されてい て。この2つは吾郎さんの中で共存していますか? 「両方の面がもちろんあると思うけれど、基本的には人見知りですね。時間をかけて仲良くなっていくことを大切にしているかも。そうやって築き上げた人間関係は説得力もあると思うし」 ─人たらしな面は? 「それは、この仕事をやっているからというのがあると思います。初対面でも深いところまで話したりしますからね。人たらしっていうとちょっとネガティブに捉えられちゃうかもだけど」 ─そして、1月10日から『晴れたらいいね』と『ペンション・恋は桃色 season3』が配信されます。 「『ペンション』の主演、リリー・フランキーさんには20代のころからお世話になっているんですけど、一緒にお芝居はこれまでなくて。ずっと俳優のリリーさんと共演したいと思っていたので、願いが叶いました。『晴れたらいいね』は軍医役。戦時中のつらく苦しい状況を生きる登場人物たちをぜひ結末まで見届けていただければと」 ─'25年はどんな年に? 「3人でのお芝居もまた久しぶりにやりたいし、毎年言ってますけど意欲的に、そして心は穏やかに。一日一日を大切に、充実した365日を送りたいですね」 オーケストラでやってみたいパートは? 「ピアノ協奏曲とかのソリスト。指揮者も憧れます。楽譜と音が全部頭に入っていて、すべての演奏者の音も聞こえているという、その感覚を体験してみたい。でも中心に立って指示を出してっていうのは、素の自分には絶対無理だな。演技じゃなきゃできないですね。だから稽古で普通の服を着てやってるときは、ちょっと恥ずかしかったです(笑)」 舞台『No.9―不滅の旋律―』1月11日から福岡・久留米シティプラザ、1月18日から大阪・オリックス劇場、2月1日から静岡・アクトシティ浜松にて上演『晴れたらいいね』Prime Videoにて1月10日より配信『ペンション・恋は桃色 season3』FODにて1月10日より配信