中居正広&松本人志はテレビから“消滅”、人気変わらぬ木村拓哉&さんまコンビと1年でついた「残酷な明暗」
《トラブルがあったことは事実です。そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です》 【写真あり】ゲッソリ痩せた様子の中居の帰国姿 1月9日、こうコメントを発表したのは中居正広(52)。昨年末から報じられていた女性トラブル問題について、《報道内容においては、事実と異なるものもあり》としつつも、トラブルそのものは認めた上で《すべて私の至らなさによるものであります》と謝罪した。 中居については、昨年12月に「女性セブン」などが、’23年6月に行われた会食に参加していた女性との間に重大トラブルを起こし、中居側は解決金として約9000万円を支払ったと報じていた。 報道を受け、1月以降テレビ局各社は中居が出演する番組を続々と差し替え。9日の中居のコメント発表後には、テレビ朝日が『中居正広の土曜な会』についても当面の間休止にするとの方針を示した。また、コメント発表の前日にはフジテレビが『だれかtoなかい』について、《当面の間休止する》と発表していた。 休止となった『だれかtoなかい』は、元はと言えば’23年4月に始まった『まつもtoなかい』の番組名を変えたもの。プライベートで海外旅行に行くほど仲が良い松本人志(61)と中居コンビによるトーク番組だったが、開始から1年も経たない’23年12月に『週刊文春』によって松本に性加害疑惑が報じられてしまう。 「松本さんは、’24年1月に記事をめぐって発売元の文藝春秋などを提訴し、裁判に注力するため芸能活動を休止。これに伴い『まつもtoなかい』は番組名を『だれかtoなかい』に変更することになりました。その後中居さんは、二宮和也さんやムロツヨシさんなどを相方のMCとして迎え入れながら番組を継続してきました。 松本さんは’24年11月に訴えを取り下げましたが、テレビ復帰の目処はまだ聞こえてきません。そうした事情もあってか、同年12月に松本さんは、今後は独自の有料プラットフォームで活動を再開する考えであると話していました。 そのような事情もあってか、もともと『だれかtoなかい』は次の3月いっぱいで終了するといわれていました。そんな最中に、中居さんのトラブルが報じられたことで、今年1月分から番組は休止に。中居さんが3月までに復帰するとは考えにくく、事実上の打ち切りとなったのです」(前出・芸能関係者) 中居は、9日に発表したコメントで《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》としている。しかし、コメントを受け、テレビ朝日は放送している『中居正広の土曜な会』について”当面の間の休止”となると明かすなど、報道によるイメージダウンは著しく、これまで通りの活躍を続けるというのは難しいことが予想される。 この1年で、スキャンダルによって路線変更を余儀なくされた松本と中居。一方で、対照的に株を上げ続けている大御所コンビがいる。明石家さんま(69)と木村拓哉(52)による『さんタク』コンビである。 「1月1日に放送された、さんまさんと木村さんによる特別番組『さんタク』(フジテレビ系)では、能登半島地震の被災地支援のために炊き出しを実施。番組では木村さんのファンサービスが非常に印象的でした。地元の方から『ちょ、待てよ』をリクエストされちゃんと答えていたり、愛用品のマイ包丁をプレゼントしたり……。被災地を応援したいという気持ちが伝わってきて、”新年からいいもの見た”と視聴者の反応もとても好評でした」(前出・芸能関係者) 1月5日放送の「木村拓哉 Flow」(TOKYO FM)でもこの炊き出しを振り返った木村。「地元の小さい女の子、りこちゃんに『忘れないでね』っていう一言をいただいた後に『本当に絶対忘れたくない、絶対忘れねぇ』という思いになりました」と被災地への強い気持ちを語っており、こちらに対しても”感動した”との反響が寄せられている。 「さんまさんと木村さんは’02年、フジテレビの月9ドラマ『空から降る一億の星』でダブル主演を務めたことがきっかけで親交を深めるようになり、翌年からは『さんタク』がスタート。さんまさんが”親友は木村”と豪語するほどの仲良しです。‘16年の夏にSMAPの年内解散が発表された際には、メンバーで唯一ジャニーズ事務所に残ることを選択した木村さんについて、『派閥でいくと、ハッキリ言うわ。俺は木村派や』とフォローしていました。 そんなさんまさんは、木村さんの人間関係における”危険察知能力”を信頼していて、付き合う人物などを相談しているそうです。木村さんから”それもう会わないほうがいい”と諭されることもあるのだとか」(前出・芸能関係者) 両者共に活躍を続ける「さんタク」。木村は、公開中の映画『グランメゾン・パリ』が興収30億円を見込める大ヒットとなっているほか、’24年1月に開始したYouTubeチャンネルも登録者100万人を超える人気ぶり。また、さんまも今年芸能活動50周年を迎えながらも、レギュラー番組を5本持ち、”お笑い怪獣”として変わらぬ存在感を発揮し続けている。 「さらに、中居さんのトラブルによって木村さんの”ノースキャンダル”ぶりに改めて注目が集まっています。’00年に妻・工藤静香さん(54)と結婚して以降、浮気や不倫といった女性問題を報じられたことがないのです。また、中居さんの報道後のイベントで、『今日は重々しい雰囲気はなしで』と語った振る舞いについても”大人だ”と絶賛されていました」(前出・芸能関係者) 芸能界の双璧をなす大御所コンビだが、はっきりと明暗の分かれる1年となってしまったようだ。