「僕の名はユウゾウ」偽名を名乗るデーブを「怪しい人」だと思った京子スペクター デートの誘いを10回も断り続けるも結婚に至った理由を今語る
京子スペクターさんが、デーブ・スペクターさんと出会ったのは、ロサンゼルスのホテルに勤務していた時。二人がおつき合いをするようになったきっかけや、結婚後に来日した経緯について伺いました。(全4回中の2回) 【画像】「ドレスがおしゃれですね」京子さんとデーブさんの貴重な結婚写真や出会った頃のプライベートショットも(全17枚)
■デートの誘いを断り続けること約10回「もう断る理由が思いつかない…」 ── デーブさんと出会ったのはいつ頃でしたか? 京子さん:ロサンゼルスのホテルニューオータニに勤務して2年目の後半ごろでした。彼はゲストとしてホテルに滞在していたのですが、あまりにも流暢な日本語を話すので、「日系のハーフの方かな?」と。「アメリカ人です」と自己紹介されてはいたものの、「ユウゾウ」と名乗っていたこともあり、半信半疑の状態。ずっと後になって免許証を見せてもらったら「ユウゾウ」の文字はどこにもなくて(笑)。そこで初めて「本当にアメリカ人だったんだ」と真実が明らかになったんです。
── 当時からジョークがお好きだったのですね。 京子さん:そうなんです。その時の私にとって、デーブは「怪しい人」でした。たどたどしい日本語を話すならまだ可愛げがありましたけれど、とにかく日本語が上手すぎましたからね。 ── その後、デーブさんから猛アタックされたそうですが…? 京子さん:デートを申し込まれたのですが、なにしろ彼のことを「怪しい」と思っていたくらいだったのでお断りしました。でも、その後、何度もデートに誘われて。「友達の引っ越しを手伝わなければいけないから行けない」など、理由を探しては断り続けてきました。でも10回もすぎるともう言い訳のネタが尽きてしまって…(笑)。
年末年始に一時帰国する時期が迫ってきていたので、「私は日本に帰るから、一回だけデートしましょう」と伝え、「これで終わり」のつもりでデートをすることにしたんです。初めてのデートでは、デーブが大きな高級車で迎えにきてくれて、ご飯をご馳走してくれ、帰る間際にトランクから取り出した黄色いバラを1本、プレゼントしてくれました。 ── 素敵なデートでしたね…!その後、どのようにおつき合いが始まったのでしょうか?