友だち作りが苦手な子に知ってほしい5つのコツ まずは自分からあいさつができればだいたいOK
③ 相手をつぶすような言い方はきらわれる 会話ってキャッチボールなんだよね。きみが投げた言葉というボールを、相手が受け取って、相手が投げた言葉をきみが受け取る。 そんなキャッチボールのなかで、相手の投げてきた言葉に、「それはちがうんじゃない?」と思ってしまうこともありますよね。 そういうときには、意見をそのままぶつけるのではなく、「わたしはこう考えるんだけど、どうかな?」と、提案するような言い方をしてみてほしいんだ。すると、相手も「そういう考え方もあるんだね」と納得してくれるかもしれません。
④ 大事なのは「そうだね」って相手に共感すること 話していると、「わかるー」「それな!」なんて言うことがありますね。それが「共感」なんです。 共感とは、自分以外の人のことを、「わたしもそうだよ!」「ぼくと同じ!」と思う気持ちのこと。人間がどうして会話をするかというと、この「共感」をしたいからじゃないかな、とぼくは思います。 だから会話では、相手の言うことに「でもさ」「そうじゃなくて」と言って、ブレーキをかけてしまうのではなく、共感することが大切なんだ。ウンウンとうなずいて、共感していることを伝えるだけでも、会話がスムーズになりますよ。
⑤だれとでも仲よくなるには笑顔が大事! ニコニコしている人と、ムスッとしている人。きみだったら、どっちの人と「話したいな」と思うかな? もちろん、笑っている人のほうだよね。つまり、笑顔には人をひきつけるパワーがあるんです。ニコニコじゃなくても、ほんのりほほえんでいるだけでもOK。そうしていれば、自然と人が集まってきます。 POINT 5つのポイントを忘れずに ■あいさつって、魔法みたいなもの <感じのいい人のあいさつは?>
基本)自分からあいさつしよう できる! )気づかれなくも気にしない これだけでもOK)あいさつだけはして、あとはあまり話さなくても大丈夫 あいさつって、魔法みたいなものなんだよね。「おはよう」「こんにちは」と、自分からあいさつをするだけで、「この人、いい人そうだな」「お話ししてみたいな」と思われやすくなるのですから。 反対に、どんなにいい人であっても、あいさつをしないと、「あの人、いやな感じだね」なんて思われたりすることもあります。