福岡・六本松にスペシャルティコーヒー専門店「バスキングコーヒー」
スペシャルティコーヒー専門店「BASKING COFFEE(バスキングコーヒー) 六本松店」(福岡市中央区六本松1)が10月10日にオープンした。(天神経済新聞) 【写真】「BASKING COFFEE 六本松店」店内の様子 自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆、ドリンク、フードなどを提供するスペシャルティコーヒー専門店。2014(平成26)年7月、東区千早に1号店をオープン。店を開くきっかけについて、代表の榎原圭太さんは「2006(平成18)年から約3年間、世界40カ国を旅した。旅の中でいつか自分の店を持ちたいと思うようになり、旅先で面白そうな店があれば訪れて話を聞いた。コーヒー店をやろうと決めてはなかったが、帰国し地元で犬の散歩をしていた時、コーヒー豆を焙煎している自分の姿が、ふと浮かんだ。コーヒーの香りの中で仕事ができたら楽しいだろうなと考え、自家焙煎コーヒー店の出店を目指した」と話す。榎原さんは、福岡のスペシャルティコーヒー店で2年半働いた後、産地を学ぶために中南米へ渡り農園を回ったという。 同店は4店舗目で、福岡市中央区への出店は初。店舗面積は約18坪。席数は、1階=2席、2階=6席。外観は、中米の街並みをイメージしてカラフルに仕上げたという。1階に焙煎機を備え、客が窓越しに焙煎の様子を見られるようにする。 コーヒー豆は常時8種そろえる。豆は、榎原さんが訪れた中南米の農園などから仕入れたものを焙煎。ラインアップは、「コスタリカ・ロスロブレス」(100グラム=1,296円、250グラム=2,592円、1キロ=7,258円)、「グァテマラ・ラスブリサス」(同1,188円、同2,376円、同6,652円)、「エチオピア・チェルベサ」(同1,404円、同2,808円、同7,862円)、ハウスブレンド「ブレンド アイ」(同864円、同1,728円、同4,838円)など。 ドリンクは、「本日の珈琲(コーヒー)」(350円)、「ヘーゼルナッツカフェモカ」(600円)、同店限定の「エスプレッソバナナシェイク」(800円)などを用意する。スイーツは、自家製「バナナブレッド with エスプレッソバター」(500円)のほか、焼き菓子の卸し販売を行う「hilo sweets」の「くるみのチョコチャンク」(380円)、「ココナツのドリームケーキ」(400円)など。11時まではモーニングで、パン店「紺青」のパンを使った「はちみつバタートースト」(450円)、「ピザトースト」(550円)などを提供する。 榎原さんは「豆は常に新しいものを提供し、コーヒーを日常的に楽しめる飲み物にしたい」と話す。 営業時間は8時~20時。
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