「今見てもキュートすぎる…」昭和ウルトラマン「美しきヒロイン」たちの魅惑的シーン
1966年放送の『ウルトラQ』から始まった「昭和ウルトラマン」シリーズ。少年時代に、ウルトラマンと怪獣が繰り広げる激しいバトルに一喜一憂していたことを記憶している人もいることだろう。 ■【画像】ボディラインが美しすぎる…「ウルトラ美女」たちのまばゆい姿 しかし、ウルトラシリーズのおもしろさは戦闘シーンだけでなく、ドラマ部分に魅了されたファンも少なくないはず。そして、各作品ごとに物語を彩る美女たちが必ず登場していた。 オトナの女性の雰囲気をまとい、ときには勇敢に戦う美女に、当時のキッズたちは胸をときめかせたものだ。今回はそんな美女たちの魅力を感じた、印象深いシーンを振り返っていこう。
■あの可愛らしい「フジ・アキコ隊員」が巨大化!?
最初にピックアップするのは1966年から67年にかけて放送された『ウルトラマン』にて、科学特捜隊の一員として登場した「フジ・アキコ」隊員だ。 桜井浩子さんが演じたフジ隊員は、美と知性を持ち合わせ、隊内ではおもに通信を担当。体にぴったりフィットしたオレンジ色の隊員服姿も刺激的だった。 フジ隊員は、ときにはプライベートな姿を披露することも。第14話「真珠貝防衛司令」では、給料日ということで科学特捜隊の同僚であるイデ隊員をお供に銀座でショッピング。真珠が誕生石というフジ隊員がショーウィンドウに鼻をくっつけ、真珠にうっとりするしぐさはなんともチャーミングだった。 ただ、怪事件の最前線に立つだけに危険も多く、第33話「禁じられた言葉」ではメフィラス星人によって言葉や記憶を奪われ、フジ隊員の体は身長40メートルに巨大化。科学特捜隊の仲間の呼びかけにも応じず、メフィラス星人の命令でビルを破壊している。 この姿は「巨大フジ隊員」として、怪獣図鑑にまで掲載されることに。ふだんは明るい女性だけに、無表情で暴れる姿は怪獣や宇宙人とは違った恐ろしさを感じたが、虚ろなフジ隊員の表情になぜかドキッとさせられた。
■ヒロインとしての魅力がすべて詰まった「友里アンヌ隊員」
続いては1967年から68年に放送された『ウルトラセブン』に登場する、ウルトラ警備隊の「友里アンヌ」隊員だ。ひし美ゆり子さんが演じたアンヌ隊員は、メディカルセンターの医師も兼務しており、ときには白衣姿も披露。母性愛あふれる女性で、キッズの心をわしづかみにした。 アンヌ隊員はヒロインとしての見せ場も多かった。第42話「ノンマルトの使者」では水着姿を惜しげもなく披露しており、アンヌ隊員の豊満なボディにドギマギしてしまったキッズも多いはずだ。 さらに、第44話「恐怖の超猿人」では世界中の猿が飼育されているモンキーランドにて、アンヌ隊員がゴーロン星人に洗脳された女性助手に捕まって鞭打たれる場面が。続けて、人と猿の脳波を交換しようとする助手に手術台に縛りつけられたアンヌ隊員が怯えた表情を見せる。昭和のキッズには少々刺激が強いシーンの連続だったかもしれない。 そして忘れてはならないのがモロボシ・ダン(ウルトラセブン)との交流だろう。最終回の第49話「史上最大の侵略」後編では、これ以上の変身は危険だと警告されていたダンが自分の正体をアンヌ隊員に告白。それでもアンヌ隊員はダンを受け入れる。まばゆいばかりの背景のなか、シルエットとなって2人が語らうシーンは、ヒロインとしてのアンヌ隊員がひと際輝いた瞬間だった。