60代ですが、周囲が「キャッシュレス決済」に移行しはじめました…キャッシュレス決済だとお金の管理ができなくならないでしょうか?
現金払いのメリット・デメリット
現金払いのメリットは、現金を持ち歩くため不正利用される可能性が低くなります。預金口座を乗っ取られない限りは、お金を勝手に使われる心配がありません。お金を手元でしっかり管理しておきたい方に向いています。 また、現金なら基本的に国内のどのお店でも利用できるでしょう。キャッシュレス決済に対応していないお店でも利用できます。 一方、現金を持ち歩くことで盗難のリスクはあるので、扱いには注意が必要です。さらに、ATMでお金を引き出す際は、時間や曜日によっては利用手数料が発生します。
キャッシュレスと現金払いの使い分けがおすすめ
キャッシュレスと現金払いのデメリットを減らすために、それぞれを使い分けることがおすすめです。例えば、日常生活用品はキャッシュレスで買い、不定期で購入するものや交友費は現金で支払うと、普段から使う金額を把握しやすくなります。 また、基本的にキャッシュレスで支払いたい方でも、現金を少し持っておくとキャッシュレスが使えなかったときでも支払いができるので安心です。 自分の生活状況などに応じて、うまく使い分けましょう。
使い過ぎが不安な場合はキャッシュレスと現金をうまく使い分ける
2023年時点で約40%近い方がキャッシュレス決済をしていることから分かるように、支払時にキャッシュレスを選ぶケースは少なくありません。キャッシュレスはスムーズな支払いやポイントのキャッシュバックなどメリットが多い一方で、不正利用のリスクや使えない店舗があるなどのデメリットもあります。 現金払いだと不正利用のリスクは低くなり、ほとんどの店舗で決済可能です。キャッシュレス決済と現金払いのメリット・デメリットはそれぞれを補いあう関係にあるので、うまく使い分けましょう。 出典 経済産業省 2023年のキャッシュレス決済比率を算出しました 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部