カターレJ2復帰に王手、FC大阪と1-1 プレーオフ初戦突破、7日に松本戦
サッカーJ3カターレ富山(年間順位3位)は1日、県総合運動公園陸上競技場でJ2昇格プレーオフ(PO)初戦の準決勝に臨み、FC大阪(6位)と1-1で引き分けた。規定で年間順位が上位の富山が決勝に進み、11年ぶりのJ2復帰に王手をかけた。 準決勝のもう1試合は、松本(4位)が福島(5位)と1-1で引き分け、決勝進出を決めた。決勝は7日午後2時から県総合運動公園陸上競技場で行い、年間順位で上回る富山は引き分け以上でJ2昇格となる。 富山は前半36分、MF布施谷が頭で合わせて先制した。追加タイムにサイドを突破されて追い付かれ、1-1で折り返した。後半は相手に押し込まれる時間が続きながらも、GK田川を中心に集中した守備でしのいだ。 小田切道治監督は「すごく大変なゲームだったが、次に進めてほっとした」と話し、決勝に向けて「主導権を握って勝ち切るイメージで準備する」と話した。 J2昇格POは今季新設され、3~6位の4チームが最後の昇格1枠を争う。富山は今季、松本との直接対決では4月のアウェー戦は1-3で敗れ、8月のホーム戦は3-0で勝利した。