井上尚、WBA王座にこだわらず 指名試合通達受け―ボクシング
ボクシングのスーパーバンタム級で世界主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が28日、東京都内で取材に応じ、世界ボクシング協会(WBA)から指名試合実施を求められていることについて、「ベルトには、もうこだわりはない。剥奪されてもいい」と述べ、WBAの通達を優先しない意向を示した。 井上尚は5月6日にルイス・ネリ(メキシコ)を下して4団体のタイトルを防衛。9月に行う次戦の予定がほぼ固まった中で、WBAはムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との指名試合を9月25日までに実施するよう通達した。