ドイツ政府、コメルツ銀の保有株売却巡り内部調査に着手-関係者
(ブルームバーグ): ドイツ政府はコメルツ銀行の保有株売却に関する内部調査に着手した。独連邦債務管理庁が統括したこの売却などを通じイタリアのウニクレディトがコメルツ銀の大株主に浮上した。
事情に詳しい関係者によれば、首相府は先週のコメルツ銀株売却の結果に満足しておらず、何が問題だったかを解明しようとしている。
保有株売却に至る一連の経緯や、独政府が保有していたコメルツ銀株4.5%を戦略的投資家が購入する可能性を関係者の誰も予測していなかった理由を調べているという。
独政府および連邦債務管理庁の担当者はコメントを控えた。
原題:Germany Investigates Its Own Handling of Commerzbank Stake Sale (抜粋)
--取材協力:Sonia Sirletti、Kamil Kowalcze.
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Jan-Henrik Foerster, Michael Nienaber, Arno Schuetze