『デッドプール&ウルヴァリン』の敵はカサンドラ・ノヴァ? 予告に隠された驚きの小ネタ
ウルヴァリン登場! 次のアベンジャーズ映画の伏線も!?
この予告には2回ほどウルヴァリンが出てきます。というか存在を匂わせています。まず1分20秒あたりのカジノのテーブルかなんかに座っている後ろ姿。白いスーツを着てますね。魔都マドリプールを舞台にした『ウルヴァリン:パッチ』というコミックシリーズのウルヴァリンでしょうか? そしてこの予告の最後に登場するシルエットと後ろ姿。正面は見せてくれませんが、ウルヴァリンです! しかもコミックでおなじみの黄色ベースのコスチュームです(なおテレビCMのほうではすごくぼかしていますが、デッドプールの朦朧とした目がこちらに迫ってくるウルヴァリンの正面をとらえたシーンがあります)。 このシーン、最初は気づかなかったのですが、海外のファンの方のポストを見てビックリしました。2分3秒目のデッドプールがひっくり返っているシーンの向かって右になにやらゴミっぽいものが落ちているのですが、これがよーく見るとコミックの『SECRET WARS』。そう、アベンジャーズ映画第6弾のベースになると言われている作品です。 さらに、映画『インクレディブル・ハルク』に出てきたソーダの瓶(このソーダにブルース・バナーの血が混じって大騒ぎになる、という設定でした。この時ソーダを飲む人を演じていたのがスタン・リー氏でした)っぽいのです。いやあこの小ネタには気づきませんでしたが、これまたすごいイースターエッグです。 これらの予告編はYouTubeなどに公式であがっているので、ぜひチェックしてみてください。今年のMCUの劇場公開作品は、この『デッドプール&ウルヴァリン』だけです。過激な会話や流血シーンが多く、R指定映画確定ですね。 予告編のコピーである、「誰もが望むハッピーエンドへ」もとても気になります。この予告だけですでにハッピーなんですが(笑)、本編はさらにMCUを、いやヒーロー映画ジャンルそのものをハッピーにしてくれることを信じています!
杉山すぴ豊