哲学者・千葉雅也が「センスの哲学」で伝えたいこと――芸術と生活をつなぐ
千葉:楽しむことでもあるし、楽しむっていうだけだとハッピーな世界観に思われるかもしれませんが、それ以上に、面白く服を着ることが、世の中に対するある挑発であるし、ある種の「いじわる」をすることだと思うんです。みんなが当たり前だと思っているものに対して、違う角度を提示するという。そういう「いじわる」を皆さんにはやってほしいと思っています。
■「センスの哲学」 目次 第1章 センスとは何か 第2章 リズムとして捉える 第3章 いないいないばあの原理 第4章 意味のリズム 第5章 並べること 第6章 センスと偶然性 第7章 時間と人間 第8章 反復とアンチセンス 付録 芸術と生活をつなぐワーク 読書ガイド
著者:千葉雅也 定価:1760円 サイズ:46判/ページ数 256p/高さ 19cm 出版社:文藝春秋 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918273