小川菜摘、故・渡辺徹さんとの思い出に号泣 「芝居作ろう」の約束かなわず…文学座同期&家族ぐるみの交流
お笑いコンビ「ダウンタウン」浜田雅功の妻でタレントの小川菜摘が、19日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演。文学座の同期で、2022年11月に敗血症のため亡くなった俳優の渡辺徹さんとの思い出を涙ながらに語った。 【写真】家族ぐるみの付き合いがあった渡辺徹さん 15歳で中村雅俊主演のドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」の生徒役でドラマデビューした小川。演技の勉強のため文学座の養成所に入り、同期で出会ったのが渡辺さんだった。以来、渡辺の妻でタレントの榊原郁恵らと家族ぐるみで交流を続けていた。 盟友だった渡辺さんとの文学座時代の思い出について「徹くんは茨城出身で標準語があまり話せなくて怒られていたのが印象に残ってますけど、彼はものすごく優秀で、群を抜いて芝居もうまいなって思ってたし、すごく期待されていて」と話した。 その後は「なぜか引っ越すところ、引っ越すところがご近所で」と縁が続き、「うちの息子が幼稚園から通ったところも、渡辺家が『うちの通っているところ、すごくいいところだから見学してみたら』っておっしゃってくれて、それでうちの息子たちも通ったりだとか」など家族ぐるみの付き合いが続いたという。 それだけに、渡辺さんの急逝について問われると「いや~、なんか信じられなくて。今もどこかにいるんじゃないかなってすごく思います」と話し、声を詰まらせた。結婚後は封印していた舞台に50歳で復帰した小川。「舞台を見に来てくださって、『お前がこんなに芝居が好きだったなんて、俺知らなかったよ。いつか俺たちで芝居作ろう』って約束してたんですね。それがかなわなかったのが残念ですね」とハンカチで涙をぬぐいながら話し、「私が芝居してる時、どこかの客席で見てるんじゃないかなと思います。すみません、徹くんとの話になると色々思い出しちゃって…」と涙が止まらなかった。 黒柳徹子から、「渡辺徹さんにおっしゃりたいことがあれば」と促されると、「好きな芝居、頑張るからね。見ててねって言いたいですね」と答えていた。
報知新聞社