ビットコイン急騰は本物?仮想通貨の今後は? ひろゆき氏「仮想通貨を使ったゲームなどが世界中で作りやすくなっているが日本で話題にならない。結局“投機だよね”と言われる」
これに金光氏は「レンディングによって売らなくてもいいという選択肢は増えていると思う。また、仮想通貨を預けるとマイニングに相当してもらえるというステーキングも一般的になってきている」と補足した。
■ビットコイン、仮想通貨の今後は
主に円・ドルなど法定通貨と紐付けることで価値を担保する、価値が大きく変動しない設計された仮想通貨が「ステーブルコイン」。その可能性について金光氏は「ステーブルコインは基本的に裏側でドル相当のものが裏付け資産として存在していて、1ドル=1USDT(テザー)にペッグされているようなイメージ。例えばビットコインを売ってUSテザーにし、これを取引所に送って別の仮想通貨を買っても、その間の価格のぶれはないので非常に安全だ。オンチェーン上で送金したりトレードしたりする時の媒体通貨としてのニーズがすごく強い」と話す。 ひろゆき氏は「ステーブルコインも置いておくと利子がついたりする。下手に外貨預金をするより、ステーブルコインで利子を付けたほうが、税金を取られなくて貯まる、得をするという考えもある」と説明した。
暗号資産・仮想通貨の今後をどう見ているか。金光氏は「ビットコインはまだボラティリティが高く、将来的に安定してある程度認められた金融資産になれば上がっていくと思う。性能としてはあまりよくないが、一番古い暗号資産で、最も分散され、変わっていないという意味で唯一無二の存在だ。期待しているのは、イーサリアムをベースにゲームができたり、いろいろなコミュニティができたり、投機ではない使い方だ。ユースケースがどんどん生まれつつあるので、そういった方向で発展していくといいなと思っている」と述べる。 ひろゆき氏は「最近『Wizardry』というゲームが日本でリリースされたことはほとんどの人が知らないし、僕はSTEPNをいまだにやっている。オンラインカジノでは仮想通貨がかなり使われていて、クレカ決済が面倒くさい、銀行口座を持ってないという人が遊んでいる。仮想通貨を使ったゲームなどが世界中で作りやすくなっているが、そっちの話題は日本からあまり見えていない。結局“ビットコインは投機だよね”と言われてしまう」とした。(『ABEMA Prime』より)