【栗東便り】「ゆくゆくはG1をとれるように」関東オークス制覇の田口貫太騎手は次を見据える
12日夜に川崎で行われた関東オークス(Jpn2、ダート2100メートル)を1番人気アンデスビエント(牝3、西園正)で勝ち、デビュー2年目で重賞初制覇となった田口貫太騎手(20=大橋)。ナイター騎乗明けながら、13日の朝も栗東トレセンで調教に騎乗した。 調教の合間に改めて重賞を勝った感想を聞かれると「素直にうれしいです。あれだけの舞台で、あれだけチャンスのある馬に乗せていただいて、先生、オーナー、関係者に感謝の気持ちでいっぱいです」と改めて周囲のサポートに感謝。単勝1番人気馬での勝利には「ほっとしました」と素直な心境を明かした。 今週末は京都で騎乗。マーメイドS(G3、芝2000メートル、16日)でコンビを組む予定だったピピオラ(牝4、武幸)は残念ながら抽選で除外となったが「次は中央の重賞、ゆくゆくはG1を取れるように頑張りたいです」とその視線は次を見据えていた。【明神理浩】