田辺、神島勢が全国へ 近畿大会で入賞、高校少林寺拳法、和歌山
近畿高校少林寺拳法大会(近畿高校体育連盟など主催)が21、22日に堺市の家原大池体育館であり、女子規定組演武で和歌山県の田辺1年の矢倉愛心・東那月組が優勝。女子規定単独演武では神島1年の竹本歩積選手が優勝した。両校の選手は他部門でも入賞するなどして、全員が来年3月26~28日に岡山市で開かれる全国選抜大会の出場を決めた。 【神島(和歌山)の古久保・谷口組が優勝 全国高校少林寺拳法選抜大会の女子自由組演武で、の記事はこちら】 近畿大会では、男女別で団体(6人)、組、個人の各演武があった。 男子では、自由組演武で神島の濵路太志(2年)・宮本音哉(1年)組が準優勝した。自由単独演武では、神島2年の峯玉凜空選手が4位に入った。 女子では、規定組演武で神島1年の小川陽菜乃・森一桃組が準優勝した。団体演武では田辺が4位に入賞。自由組演武では田辺2年の楠井清花・片岡千佳組が5位、規定単独演武では田辺1年の谷本莉子選手が5位だった。 近畿大会では入賞しなかったが、規定により、女子規定組演武で田辺1年の濵口乃唯・那須清香組と、神島1年の谷本遥・東山奈央組、女子規定単独演武で田辺1年の西美夢選手、女子自由単独演武で神島1年の峯玉星那選手が全国大会の出場を決めた。また、竹本選手は弁論の部でも全国大会に出場する。 田辺で主将の楠井選手は「近畿大会では緊張したが、うまい選手の演武を見ることができて、刺激にもなった。これからさらに技術を高めて全国大会に臨みたい」と話した。 神島で男子主将の峯玉選手は「全国大会は決勝に進んだ上で入賞もしたい。高い壁だが、全員が万全の状態で臨みたい」、女子主将の谷本選手は「人一倍練習して、全国大会で焦らないようにしたい」と話した。 田辺の女子団体メンバーは次の皆さん。 2年=楠井清花、片岡千佳、森山妃菜▽1年=西美夢、矢倉愛心、濵口乃唯、東那月、谷本莉子
紀伊民報