巨大恐竜の骨格、約10億円で落札 仏パリ
【AFP=時事】仏パリで16日に開かれたオークションで、全長22メートルの植物食恐竜アパトサウルスの骨格標本が、600万ユーロ(約9億8000万円、諸費用込み)で落札された。AFPが競売会社コラン・デュ・ボカージュとバルバロッサから得た情報で明らかになった。 【写真9枚】約10億円で落札された巨大恐竜の骨格 2018年に米国で発掘されたこの骨格は約1億5000万年前のもので、全体の75~80%の骨が残っているという。 バルバロッサは公式サイトで「オークションにかけられた中で世界最大の恐竜」と表現した。 コラン・デュ・ボカージュによると、落札した匿名のコレクターは「Vulcain」の名称で知られるこの標本を博物館に貸し出す意向だという。【翻訳編集】 AFPBB News