「議会を止める」「名指しで追及」など市の幹部職員3人に「パワハラ」行為 議員本人も認めて直接謝罪 鹿児島市
鹿児島市議会は18日、議会運営委員会を開いた。川越桂路議長は、野口英一郎議員=にじとみどり、7期目=による市職員への不適切な言動があったとして、市から改善を申し入れる文書が提出されたことを報告した。 知事も困った。カスハラ被害、県庁でも相次いでいた SNSで動画公開、誹謗中傷…「業務への影響懸念」
文書は13日付。松枝岩根副市長名で川越議長宛てに提出された。期間は10月30日~12月3日のうち5日間。文書には、幹部職員3人に対し、強い口調での詰問や意見交換会出席の強要があったと記載。「議会を止める」「本会議で名指しで追及する」旨の発言もあったとした。 同委では、委員から「パワーハラスメントに該当する」との意見があり、野口氏も認めた。 終了後に野口氏は「職員に不快な思いをさせて申し訳ない。直接謝罪する」と答えた。 市などによると、野口氏の不適切言動に絡む申し入れは、口頭2回(2012、14年)、文書1回(15年)で、今回4回目。
南日本新聞 | 鹿児島