前池田町長に有罪判決 加重収賄罪などの罪 岐阜地裁
岐阜県池田町発注工事を巡る贈収賄事件で、業者から現金を受け取り便宜を図ったとして、加重収賄などの罪に問われた前町長の岡崎和夫被告(76)の判決公判が19日、岐阜地裁であり、平手一男裁判長は懲役2年6月、執行猶予4年、追徴金100万円(求刑懲役2年6月、追徴金100万円)を言い渡した。 判決によると、岡崎被告は町長だった2022年2月、大垣市の電気工事会社「久富電設」元社長の久富幸司被告(63)=贈賄罪などで公判中=から100万円を受け取り、同年7月執行の保育園空調機設置工事の指名競争入札に絡み、秘密事項である指名業者の名前を漏らすなどした。
岐阜新聞社