ハズレのアボカドも大当たりに!アボカドの皮を使った苔玉が話題「ゴジラみたい」との声も
アボカドの皮を利用した苔玉が話題です。 Xに投稿されたのは、半分に切ったアボカドの皮に苔を植え、苔玉に仕立てたもの。ゴツゴツした皮が岩肌にも見え、苔との相性もバッチリ。制作者である「New草花あそび研究所」inoriさんに話を聞いた。 【写真】まるで恐竜や怪獣!ゴツゴツした不思議な質感 ◇ ◇ ――アボカドで作品を作ってみよう!と思ったきっかけは? inori:私は草花あそびの研究をしているのですが、今まで道端の植物や木の実だけでなく、ミカンやキウイ、ニンニク、トウモロコシなども工夫して遊んできました。アボカドは皮も種もとても魅力的なので、ぜひ、ぴったりな使い方を見つけて遊びたいと思っていたのですが、コンポストを始めて、アボカドの皮がとても分解しにくい物だと分かったんです。 実際、乾燥させればカチカチに硬くなり、また、皮の内側を湿らせておけば、いつまでもそのままの状態でしたでした。春に実験したんですが、なんと2カ月も腐らず、驚きました。 ――そんなに長持ちするんですね。 inori:乾燥した皮は一年以上保ちます。苔玉にしても二カ月保っています。直射日光に当てるとアボカドの皮も苔も変色するので、私はキッチンの出窓(明るい日陰)において、一日一回水を掛けています。 ――そもそもアボカドがお好きなんですか? inori:はい。以前は二週間に一度くらいの頻度で食べていましたが、実験を始めて、週に二個ほど食べるようになりました。小さなアボカドにとても大きな種が入っていて、食べる部分がほんの少し!という時は今までガッカリしていたのですが、種の彫刻をするようになると、大きな種は逆に当たりになりました(笑)。 切って中が黒くなってショック!なんて時も、まだ、皮と種で遊べると思うと少し救われます。 ――真似して作りたい人にむけてアドバイスをお願いします。 inori:皮に果肉が残らないよう、食器を洗うようにスポンジと洗剤でよく洗いましょう。私は庭の苔を使ったので、虫が出てこないように完成した苔玉に植物由来の殺虫剤をスプレーをして、一日外に置いてから部屋に入れました。土は観葉植物用の土を使いました。底が丸くて転がりやすいので、麻紐を1円玉くらいの輪っかにして、その上に置くと安定するのでオススメです! ◇ ◇ SNSでは「これなら不器用な私でもチャレンジできそう」「真似したい!」「自然素材で良い」「ゴツゴツしてゴジラみたい」など大好評。切って真っ黒、巨大な種など、ハズレだったアボカドを活用できるのも、うれしいポイントです。 (よろず~ニュース特約・ゆきほ)
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