【専門家・体験談】集中しすぎて時間を忘れる“過集中”とは? 心身の健康を保つために必要な習慣
【没頭してよい時間を設ける】 週末など、比較的時間の余裕がある日に、好きなことに没頭できる時間を設けると、コントロールがしやすくなることがあります。 「日曜日には○○ができるぞ」と思うことで、平日に切り替えが出来るようになったり、思う存分集中できる時間をとることで満足感を得られたりするためです。 集中した後は、ストレッチや散歩、ジャンプなど体を動かすことで気分転換や休憩をするとよいですね。 熊本県 小4保護者 あおぞらママ 気持ちの切り替えが苦手で、集中し過ぎてしてしまいがちなので、早めに予定を話しておいたり、一人で好きなことに熱中する時間を確保したりするようにしています。
まとめ & 実践 TIPS
集中し過ぎて、必要なときにさっと切り替えられない様子が見られると、困ってしまうこともあるかもしれません。 しかし、過集中には高い集中力を発揮できるよい面もあります。 その集中力を活かしつつ、生活上の困りごとについては、ここでご紹介した方法でお子さまに合ったものをいくつか取り入れてみてください。 集中力を上手にコントロールし、適切に発揮できるようになれば、今後の学習やお子さまの活動において心強い力になります。
監修者 山﨑衛やまざきまもる マインメンタルヘルス研究所(株式会社マイン)代表取締役社長。マインEラボ・スペース代表。公認心理師。臨床発達心理士。特別支援教育士。 企業向けメンタルヘルスサポート事業と、子供向けの発達・学習支援事業を行う。教員への発達支援研修や現場の実践に基づいた学習教材の研究開発、出版を行っている。