「関東が優先なの?」の恨み節も 北陸新幹線敦賀延伸で見えた乗り換え問題 「北陸から西」の移動はどうする?
福井・名古屋間の高速バスは、北陸新幹線敦賀延伸前の3月1日から15日までが4626人だったのに対し、3月16日から31日までは8340人と急増しています。 また北陸鉄道によりますと、金沢と名古屋を結ぶ高速バスのうち北陸鉄道が運行する4往復分の乗客数も、新幹線延伸前の3月9日から15日がおよそ1000人だったのに対し、3月16日から22日まではおよそ1500人と1.5倍になったということです。 利用者の声を聞く限りでは8分という乗り換え時間や、敦賀駅での移動への不安を訴える人も多くいました。さらに、時間帯によっては名古屋へ行く場合、敦賀と米原で2回の乗り換えが発生することや、新幹線と在来線特急との乗り換え割引制度が廃止され、料金の割高感がより強まったことも影響しているものとみられます。
北陸放送