バンドが“熱量の違い”により解散…長く続く秘訣が知りたい!10代リスナーの質問にSUPER BEAVERの回答は?
――渋谷「各々を尊重するのはすごく大事なことかもしれない」
柳沢:メンバーのなかにクラスメイトもいるの? リスナー:ボーカルの子はもともと知っていて、ギター2人とベースは知りませんでした。ベースの子とクラスが一緒で、それで組んだんですけど、解散して気まずくなっちゃって。 お昼ご飯とか移動教室も一緒に行っていたのに1人になっちゃいました。別の友達を作るにしても、どうやって作ればいいのかな? っていう気持ちがあります。 渋谷:クラスって他にもいっぱいある? リスナー:6組あります! 渋谷:じゃあ、まだ喋っていない人もたくさんいるわけでしょ? だから、その点は大丈夫かもしれないよ。しかも(君は)やる気がある人じゃん。そういうのが好きな人って寄ってくる気がするよ! あとは、「楽しみがなくなったとき、どうしていますか?」という質問をくれたけど、バンドをやりたかったんだもんね。 リスナー:はい! 渋谷:楽しみがなくなっちゃったんだ。うちの上杉さんはすごくいろんなことを楽しんでいる人だから聞いてみよう。 上杉:人間関係もそうだし、バンドもそうだけど、「次はどんな楽しみがある?」って見つけに行っちゃえばいいのよ! 俺だって、SUPER BEAVERをやる前に高校で2つ以上のバンドを……高校1年生からやったんじゃないかな。しかも、渋谷は別に軽音楽部じゃなかったし。 今は目の前で起こったことで不安になるかもしれないけど、絶対どっかに転がっている楽しみを見つけるんだ~って無理やりポジティブに変換して。ポジティブになれなくても、必要以上にネガティブにならなくていいと思うんですよね。 「気まずくなっちゃった」と言ったって、一緒にバンドをやっていた人と今バンドを解散しただけで、それ以上悪いことはしていないでしょ? 必要以上に気まずくならないようにして、普通に学校で生活していたらいろいろ転がってくると思うけどね。 リスナー:SUPER BEAVERのみなさん、20年って長いじゃないですか。うまく続けていく秘訣みたいなのって何ですか? 渋谷:各々が各々を尊重するのはすごく大事なことかもしれない。SUPER BEAVERも20年一緒にいるけど、当たり前だけど別の人間じゃない? だから考えていることも違うし、今のコンディションも違うし、状況も違う。だから、そういうのをしっかりとそれぞれが尊重し合うことが、すごく大事な気がするんだよ。 リスナー:はい。 渋谷:俺らは長すぎるけど、次にもしもバンドを組んだとして、いろんなやりとりがあったとするじゃない? そうなったらもちろん我を通すってすごく大事なことで、自分の意見を持つっていうのは何よりも大事なことだと思うんだけど。他のメンバーであったり、他の考えっていうのをしっかりと尊重してあげられると、案外続くかもよ。 リスナー:ありがとうございます! すごく参考になります! 渋谷:この先もバンドを組むことがあると思うんだよ。そうしたら俺たちに教えてよ!
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