J3岩手 神野新監督初勝利ならず…相模原に逆転負けで5連敗…FW加々美登生「チャンスで決められていれば」
◇明治安田J3リーグ SC相模原2-1いわてグルージャ盛岡(2日・相模原ギオンスタジアム) 最下位のいわてグルージャ盛岡は、敵地で相模原に1―2で逆転負け。神野卓哉監督(54)の初勝利はならず、リーグ戦5連敗となった。 岩手は雨にも負けず、奮闘したが、結果は出なかった。就任2試合目での初勝利を逃した神野監督は「選手たちは狙ったことを全てやってくれた。ポジティブにとらえている」と暗さは見せなかった。 前半12分、相手GKと1対1になったFWオタボー・ケネスが右足で先制。「(今季は)10得点が目標なので」と今季2得点目を喜んだが、後半10分、DF深津康太の一発退場で、流れは一気に相模原へ。同37、39分と立て続けに失点し逆転され、後半は1本もシュートを打てなかった。 FW加々美登生は「自分たちのミスでバラバラになってしまった」と敗因を振り返り「(前半にあと)2点取れるチャンスがあった。詰めの甘さ。取れていれば楽に試合を進められた」と攻撃の精度を高める必要性を掲げた。最下位に沈んだままだが、全員で抜け出そうとしている。(甲斐 毅彦)
報知新聞社