天皇誕生日の一般参賀開催へ…新年一般参賀は能登半島地震で中止
日テレNEWS NNN
宮内庁は、今月23日、天皇誕生日の一般参賀を開催すると発表しました。 天皇誕生日の一般参賀はコロナ禍で3回中止され、去年は事前に抽選をした上で開催されましたが、今回はコロナ禍前とほぼ同じ形に戻され、事前の抽選を行わず、午前に3回、天皇皇后両陛下や皇族方が宮殿のベランダに並び、天皇陛下がお言葉を述べられます。 ことし1月2日に予定されていた新年一般参賀は、前日に能登半島地震が起きたため、中止となりました。 宮内庁によりますと、両陛下は地震の甚大な被害に深く心を痛め、非常に心配されているということですが、天皇誕生日は国民の祝日で、一般参賀は大切な行事であることから慎重に検討を重ね、開催を決定したということです。 一般参賀では、「バンザイ」の声が恒例となっていましたが、新型コロナで重症化しやすい高齢の人が来ることや能登半島地震の甚大な被害をふまえ、大声を出さないよう協力のお願いをするということです。