制球が定まらず1回1/3で降板となったメッツ先発の千賀滉大

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ○ ドジャース 9 － 0 メッツ ● ＜現地時間10月13日　ドジャー・スタジアム＞ 　メッツの千賀滉大投手（31）が13日（日本時間14日）、ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発登板。立ち上がりの制球に苦しみ2回途中3失点でノックアウトされ、ポストシーズン（PS）初黒星を喫した。 　今季は右肩痛、左足痛と度重なるケガに苦しみ、レギュラーシーズンでの登板わはわずか1試合。電撃復帰となった5日（同6日）のフィリーズとの地区シリーズ第1戦は2回1安打1失点と復調の兆しを見せたものの、中7日で迎えた復帰2戦目は大乱調となった。 　1番の大谷は二ゴロに仕留めたものの、2番・ベッツから3者連続四球を与えてしまい一死満塁の大ピンチ。5番・スミスは中飛に仕留め二死まで漕ぎつけたものの、6番・マンシーに中前2点適時打を浴び先制を許した。 　2回も先頭の8番・ラックスに四球を与えると、一死二塁で大谷に右前適時打を許し3失点目。ここで降板となり、PS2戦目は1回1/3で30球、2安打3失点、4四球1暴投の登板結果。チームは完封負けを喫し、千賀はPS初黒星を喫した。 　反撃したいメッツ打線だったが、ドジャース先発・フラーティの前に7回までわずか2安打。走塁ミスや2失策など攻守ともにミスが続出し、リーグ優勝決定シリーズは黒星スタートとなった。