アーセナル、エヴァートンからゴール奪えず2試合連続ドロー…負傷中の冨安健洋は欠場
現地時間14日、イングランド・プレミアリーグは第16節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムにエヴァートンを迎えた。 前節、フラムを相手に手痛いドローを喫し、2位チェルシーとの差が2ポイントに開いてしまったアーセナル。首位のリヴァプールとは1試合多い状態で6ポイント差と、優勝を狙う上ではこれ以上の取りこぼしは許されない。 冨安が負傷から復帰できていないアーセナルは、若いルイス=スケリーを左サイドバックに起用し、ガブリエウ、サリバ、ティンバーと最終ラインを形成。中盤はウーデゴール、ライス、メリーノが並び、前線はハヴァーツ、サカ、マルティネッリが組んだ。 前節のマージーサイドダービーが延期となり、休養十分のエヴァートンは6分、ドゥクレが抜け出す決定機を得るも、エリア内左からの左足でのシュートは全速力で戻ったガブリエウがスライディングブロックでCKへと逃れた。 ボールを保持するアーセナルは10分、左からの折り返しをゴール前のウーデゴールが左足で捉えるも、ボレーはゴール上へと外れる。29分にはハヴァーツのスルーパスに右サイドを抜けたサカがエリア内右からマイナスに折り返すと、受けたウーデゴールが決定機を迎えるも、左足でのシュートはGKピックフォードが体を投げ出してブロックしCKへと逃れた。 ピックフォードの好守もあり無得点で前半を終えたアーセナルだが、エヴァートンの誇る守護神は後半もアーセナル攻撃陣の前に立ち塞がる。46分、右クロスのこぼれ球をエリア内右のサカがボレーで押し込む。しかし、これはGKピックフォードが素晴らしい反応ではじき出した。 その後も1点が遠いアーセナルは62分、ウーデゴールとライスを下げてジョルジーニョとヌワネリを投入すると、69分にはルイス=スケリーとメリーノを下げてトーマスとジェズスを投入。さらに74分にはマルティネッリに代えてトロサールを投入し勝負に出る。 しかし、アディショナルタイムの4分間も含めて最後までGKピックフォードの牙城を崩すことができず、前節フラム戦に続く2試合連続ドローで勝ち点1を得るにとどまった。 ■試合結果 アーセナル 0-0 エヴァートン