上沢直之、日本ハムに感謝「皆さんのおかげ」 鷹入団は「簡単な決断ではなかった」
NPB復帰の上沢が入団会見を行った
ソフトバンクは26日、福岡市内のホテルで上沢直之投手の入団会見を行った。背番号は「10」となる。壇上で上沢は古巣の日本ハムへ対し「本当に悩んだ」と胸中を明かした。 【画像】美人妻の中でも…ひと際輝く元日ハムスラッガーの妻「か、かわいい」 日本ハムへの思いを問われた右腕は「ファイターズの皆様には僕を野球選手として育てていただいた。ファンの方には、北海道のみならず鎌ケ谷(2軍)の時から支えていただいた。何よりもアメリカに挑戦できたのもファイターズの皆さんのおかげ。そういった点を考慮したときに本当に悩んだし、簡単な決断ではなかったので、時間をかけて決断しました」と胸中を語った。 ソフトバンクには、日本ハムで同期入団の近藤健介外野手がいる。「ずっと一緒にプレーしてきた同級生がいるのは心強いですし、困ったことがあれば聞ける。入団するにあたっては、基本的には自分で決めたこと。どれほど相談しても、そんなに人に決められるような簡単な決断ではないので、入団は自分で決断しました」と旧知の仲間にも話すことなく、自身で決めたことを明かした。 上沢は専大松戸高から2011年ドラフト6位で日本ハムに入団した。2018年には初の2桁勝利となる11勝を挙げ、2023年はリーグ最多の170イニングを記録するなど先発投手として通算70勝。同年オフにポスティングシステムで海を渡る決断をした。 今年1月、レイズとマイナー契約を結び、招待選手としてキャンプに参加した。レイズからマイナーへの合流を通達されると、オプトアウト(契約破棄)を行使してレッドソックスに移籍。4月28日にメジャー初昇格を果たし、2試合に登板して勝敗は付かず。5月以降は3Aウースターで過ごし、マイナーでは20試合登板で5勝4敗、防御率7.63だった。
Full-Count編集部