【学年別】小学校の時間割の特徴 授業時間や1日の流れは?
小学校への入学を控えるお子さまがいる保護者は、小学校に入ってからのお子さまの過ごし方が気になるのではないでしょうか。この記事では、小学校の1日の流れや学年別に時間割の特徴をご紹介していきます。入学前の予備知識として、ぜひ読んでみてください。
小学校の1日の流れ
小学生が学校で過ごす1日の時間割は、「学習指導要領」や「学校教育法施行規則」の内容をもとに、各学校が編成することになっています。 そのため、小学生が小学校に登校してから下校するまでの1日の流れは学校によって違いがありますが、おおよそ以下のようなスケジュールです。 朝8時から8時20分までに登校後、朝の会を経て授業が始まります。授業は1コマが45分となっており、午前中4時間、給食や掃除、お昼休憩をはさんで午後の授業となります。午後の授業はスケジュールや学年によって5時間目がある場合と6時間目がある場合とがあります。
【●給食の時間は何時くらい?】 小学校の1日の流れの中で給食の時間は、基本的に午前中の授業を終えた後の12時過ぎから始まります。 小学校に入学したばかりの1年生に給食の提供が始まるのは、入学して学校生活になれた4月の中旬以降となります。入学してしばらくは午前中だけの授業で帰宅のところが大半です。
小学校で習う授業のコマ数
各教科の授業時間についても、学校教育法施行規則で定められています。その授業時間数を1年間で満たすように授業スケジュールが組まれています。 学年ごと、科目ごとに標準時数が決められており、小学校低学年では国語、算数、生活、音楽、図画工作、体育の授業のほかに、道徳の時間と特別活動の時間も確保されています。 総授業時数は、1年生が850コマ、2年生が910コマ、3年生が980コマ、4~6年生が1015コマとなっています。
【学年別】小学校の時間割の特徴6つ
小学校では、1年生~6年生まで学年別に時間割の特徴が異なります。 小学校の時間割の特徴について、学年別に1週間単位のコマ数を交えながらご紹介していきます。小学生になるお子さんがいる保護者は、子どもの日々のスケジュールを把握しておくためにも、ぜひ参考にしてみてください。 【●小学校の時間割の特徴:1年生】 小学1年生の時間割は、他の学年と比較すると授業数が多い日でも5時間目までしかないことが多いため、合計の授業数が少ないという特徴があります。 小学1年生の時間割の具体的な内訳は、1週間の内の4日が5時間授業、1日が4時間授業となっており、合計すると1週間で24コマの授業を受けるという流れになっていることが多いです。ただ、1週間24コマだと標準時数に少し足りないため、2学期から授業時間が増えるなど、段階的な対応をとっている学校もあります。また、入学して最初の1週間は学校の施設案内や学校生活について学ぶガイダンス的な位置付けになるため、本格的な授業スタートは2週目以降となります。 授業が終わる時間は、4時間授業の場合は12時ごろ、5時間授業の場合は14時~14時半ごろとなります。 【●小学校の時間割の特徴:2年生】 小学2年生になると、1週間に1回程度、6時間授業の日があるようになります。 小学2年生の時間割の具体的な内訳は、1週間の内の4日が5時間授業、1日が6時間授業、1週間で26コマの授業を受ける形になっている学校が多いです。 算数の授業時数が1年生年間136コマに対して2年生は年間175コマが標準となるため、基本的に毎日算数の授業がある形になります。 授業が終わる時間は、5時間授業の場合は14時~14時半ごろ、6時間授業の場合は15時15分ごろとなります。