立浪監督の“お墨付き”…?中日、評価が急上昇している選手(3)阪神を出て“1軍の主力クラス”に
2024年シーズンも100試合以上を消化しているプロ野球。2年連続最下位からの逆襲を狙う中日ドラゴンズでは、柳裕也や中田翔など、主力選手の不調や故障離脱も見られる。しかしながら、その穴を埋めるように新たな戦力も多く台頭している。そこで今回は、今シーズンに評価を急上昇させている中日の選手を取り上げる。(※今季成績は8月25日時点)
板山祐太郎
投打:右投左打 身長/体重:180cm/88kg 生年月日:1994年3月27日 経歴:成立学園高 - 亜細亜大 ドラフト:2015年ドラフト6位 阪神タイガースでは芽が出なかった板山祐太郎。中日ドラゴンズでは覚醒を予感させている。 亜細亜大では、外野手部門のベストナインを3回受賞。持ち前の俊と強肩がスカウトから高く評価され、ドラフト6位で阪神に入団した。 プロ1年目から一軍で40試合に出場。だが、翌年以降は代走や守備固めでの起用が中心になり、打率は1割台に終わるシーズンが続くことに。 そんな中、昨オフに戦力外通告を受け、育成契約で中日に入団する運びとなった。 移籍1年目となる今季は、ファームで打率3割に迫る好成績を残し、5月5日に支配下契約を締結。同日のヤクルト戦で早くも移籍後初安打を記録した。 特に交流戦以降は、あらゆる起用法に応え、攻守に存在感を発揮。時は主軸を打つなど、首脳陣の信頼を勝ち取った。 しかし、7月下旬からは調子を落とし、現在は2割台前半まで打率を下げている。貴重なユーティリティープレーヤーは、なんとか復調のきっかけを掴みたい。
ベースボールチャンネル編集部