写真：かつてはバルセロナ、PSGで活躍したロナウジーニョ氏©Getty Images

今年の夏、35歳以上の往年のレジェンドたちが参加する、新たなワールドカップがイングランドで開催予定だという。イギリス『Daily Mail』電子版が報じている。 報道によると、過去のFIFAワールドカップの優勝国である、イングランド、アルゼンチン、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ウルグアイの8カ国が参加する、トーナメント形式の大会が開かれるという。開催期間は、6月1日に行われるUEFAチャンピオンズリーグの決勝と、6月14日から開幕するUEFA EURO 2024の間の期間に行われる予定とのことだ。 この大会は、元サッカー選手が中心に設立したthe Elite Players Group（EPG）が主催し、彼らの提案では35歳以上で、自国代表キャップを獲得しているか、トップリーグで100試合以上出場した選手に参加出場資格が与えられるという。 参加する各国のキャプテンは、EPGの創設者である、スティーブ・マクマナマン氏（イングランド）、エステバン・カンビアッソ氏（アルゼンチン）、エメルソン氏（ブラジル）、クリスティアン・カランブー氏（フランス）、ケヴィン・クラニー氏（ドイツ）、マルコ・マテラッツィ氏（イタリア）、ミチェル・サルガド氏（スペイン）、ディエゴ・ルガーノ氏（ウルグアイ）がそれぞれ務めるという。 暫定メンバーとして、バロンドール受賞経験者のマイケル・オーウェン、カカ、リバウド、ロナウジーニョ、ファビオ・カンナバーロの名前が挙げられており、他にもフランク・ランパード、ロベルト・カルロス、ティエリ・アンリ、エルナン・クレスポ、フランチェスコ・トッティ、メスト・エジルなど、1990年代から2010年代まで時代を彩ったスター選手たちが参加するようだ。 11人制で行われるこの大会は、試合時間を70分、交代選手を無制限に設定する予定だという。