パリオリンピック

フベルト・フルカチュ[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスで世界ランク7位のH・フルカチュ（ポーランド）は22日にSNSを更新し、27日に開幕するパリオリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）を欠場すると発表した。 【動画】フルカチュ、ネット際のボールに飛びつき負傷した場面(ウィンブルドン) 27歳のフルカチュはシングルスツアー通算8勝をあげており、現在自己最高となる世界ランク7位をキープ。女子テニスで世界ランク1位のI・シフィオンテク（ポーランド）とともにポーランド代表のテニスを支えている。 しかし、今回は負傷のためオリンピック欠場を決断。ウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）2回戦ではボールを追いかけ、返球した際に右あしを負傷し、途中棄権となっていたが、そのけがが治らなかった。 インスタグラムのストーリーズ（24時間で消える投稿）を更新したフルカチュは「僕のリハビリは成功に向けうまく進んでいます。しかしながら、僕のチームと僕はパリオリンピックを欠場する決断を下さなければなりません。これはとても、とても難しい決断でした。なぜなら、ポーランドを代表してオリンピックに出場し、ナショナルチームとしてメダルを勝ち取るのは夢だから。でも、残念なことに、僕の体はそれを許しませんでした。もちろん、僕は試合を観てポーランド代表を応援しますし、母国のチームがメダルを取れることを願っています」と説明。 今後は北米のハードコートシーズンに向けて調整をしていく。