白鳥大珠がペッチvs原口健飛戦について「日本人選手は国内で守られ過ぎているのかなと思ったりもした」【RISE】
「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の追加カード発表会見が8月2日、都内で開催された。 今大会では今年12月に開催が予定されている「GLORY×RISE世界トーナメント」の査定マッチとなるスーパーライト級(-65kg)の試合が新たに2試合発表され、出場する中野椋太(誠至会)と麻火佑太郎(PHOENIX)、そして7月26日の後楽園大会でカードが発表されている白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が登壇した。 RISEのスーパーライト級はチャド・コリンズ (オランダ/Strikeforce)が世界王者に君臨。RISE王座は空位となっているのだが、原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が日本人の中ではトップに君臨している状況。その原口は7月20日にオランダでペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)の持つGLORYフェザー級(-65キロ)王座に挑戦も完敗。これでペットパノムルンには3連敗となった。 会見ではこの試合についても質問が飛び、白鳥は「1回目と同じような展開になったと思う。組みが強くて、その対応がし切れてなかった。僕も海外で試合をしたことがあるが、初めての海外は自分の思うようにいかないことがたくさんあった。それも想定して戦わないといけない。それを毎回やっている外国人選手は、それを当たり前のようにやっている。日本人選手は国内で守られ過ぎているのかなと思ったりもした」と辛辣なコメント。
麻火は「ペットモラコット選手は手術明けで絶好調というわけではなかったと思うが、日本トップの原口選手がああいう形で3回目も負けてしまい世界の壁はかなり高いんだと改めて痛感した。だからこそ原口選手以外のRISEの65kgの選手たちがもっともっと上がっていって、GLORYだったりに挑戦していく形が増えていけばいいなと思ったので、僕もチャレンジしたいという気持ちになった。刺激を受けた」と語った。 中野は「人の試合にあまり興味はないが、僕が全員しばこうと思っている」と語るにとどめたが、その後、自身が今回、かつてKO勝ちしているイ・ソンヒョン(韓国/RAON)との試合をオファーされた際の気持ちを問われた際に「何回やっても一緒。倒します。3回やっても勝てない奴は勝てないんで」と暗に原口を思わせるコメントを口にした。