スマートウオッチは「実はコスパが悪い」って本当ですか? いっそのこと1000円台のチープカシオのほうがお得でしょうか?
スマートウオッチといえば時計としての需要だけでなく、健康管理や電子マネー決済、電話・SNS通知などの多彩な機能が魅力的なアイテムです。 しかし、高機能なスマートウオッチはお値段も張るのが悩みどころ。そこで本記事では、スマートウオッチを買うべきかお悩みの方に向けて、モデルごとの価格差やチープカシオの魅力をお伝えします。
差額は驚異の5万円以上!? スマートウオッチの「価格差」
代表的なスマートウオッチといえば、Apple Watchでしょう。2024年現在、主に3つのモデルを展開しています。各モデルの価格は次のとおりです。 ●Apple Watch Series 9:5万9800円~ ●Apple Watch Ultra 2:12万8800円~ ●Apple Watch SE:3万4800円~ 1万円以下でも購入できるスマートウオッチと比較すると、標準モデルのApple Watch Series 9は5万円近い価格差があることが分かります。 ■Apple Watchが高い理由 廉価モデルとして位置付けられるApple Watch SEも、スマートウオッチに期待される機能は幅広くカバーしています。 格安スマートウオッチの場合、例えば電子マネーに対応していないなど機能は少なくなります。このほか、通話やSNS通知の有無などもApple Watchと比べると見劣りすることが多いでしょう。 搭載されている機能が多いため、Apple Watchはほかのスマートウオッチと比較して価格は高く設定されています。 しかし、多機能なスマートウオッチはバッテリー消費が激しい傾向にあります。そのため、バッテリー持ちを重視するなら格安スマートウオッチも候補に入るでしょう。
QOLから考えよう! チーカシで十分な人は多い
スマートウオッチの利用目的によっては、お手頃価格ながら機能性に優れたチープカシオ(チーカシ)でも十分かもしれません。 チープカシオとは、正式名称が「カシオ スタンダード」というCASIOのラインアップの一つです。価格帯は2000~6000円台と、その日のコーディネートやシーンに合わせて複数持ちもしやすい価格設定が魅力です。アラームやストップウオッチ等、腕時計の基本機能を搭載しているのはもちろんのこと、以下のような機能も備えています。 ●生活防水~10気圧防水 ●ソーラー電池 10気圧防水対応なら、マリンスポーツにも対応できます。そしてチープカシオのソーラー電池はわずかな光量でも充電できるタフソーラーとなっており、スマートウオッチのようにバッテリー切れで悩まされる心配もありません。そのため、デバイスのタフさが求められるアウトドアで使いたい方や、充電器の取り扱いに悩まされたくない人でも安心です。 スマートウオッチではないので通話やSNS通知、電子マネーなどには対応していませんが、これらの機能の使用頻度が低い方にとってもチープカシオで十分といえるでしょう。 ■どんな人にチーカシが向いている? チープとは名ばかりで、5000円以下でも高価に見えるのが魅力のチープカシオ。デザインのバリエーションも豊富なので、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで装着できます。 シンプルな機能のモデルなら、電卓やタイマーといった音の鳴る機能はありません。時計以外の機能がついたものは使用できない受験用の時計としても使えるので、日頃はスマートウオッチをお使いの方も手元に一つあると便利です。 また、逆輸入の海外モデルなら日本ではあまり見かけないデザインやカラーとなっているので、ファッション性を重視したい方にもおすすめです。
まとめ
スマートウオッチの利用者が増えても、チープカシオのような従来タイプの腕時計はいまだに根強い人気をほこります。手に取りやすい価格でもあるので、すでにスマートウオッチをお持ちの方もサブの腕時計としてゲットしてみてはいかがでしょうか? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部