ハマの”お祭り男”が「食らいついた」再昇格後3度目の猛打賞…都市対抗時代の5学年離れた盟友との対戦にも心躍った
◆JERA セ・リーグ DeNA6―4ヤクルト(2日・横浜) お祭り男が同期を強力援護した。両軍無得点の2回2死満塁。DeNAのドラフト1位・度会が吉村の152キロを捉えた。左翼線へきれいに流し打ち、先制の2点二塁打だ。「必死に食らいついた結果ヒットになってくれて良かった」。ベンチ前でキャッチボールをしていた先発のドラフト5位・石田裕は跳びはねて喜び、度会も指をさして応えた。 かつての仲間との対戦に胸が躍った。21年の都市対抗では、東芝に所属していた吉村が、度会がいたENEOSの補強選手として加わった。学年は5つ離れているが下の名前で「貢司郎」と呼ぶほどの仲良しだ。当時、夜中にトレーニングする姿も目撃したそうで「すごい選手は陰で努力しているんだ」と感銘を受けた。 4回にも右翼へ適時打を放つなど、今季7度目、再昇格後では3度目の猛打賞。同期の石田裕と2人でお立ち台に立ち、絆を再確認した。(内藤 菜月)
報知新聞社