病院の「紹介状」をAIで効率化、米Tennrが55億円調達
調達総額は約6100万ドルに
シリーズBで調達した資金は、ホルターマンが言うような、事業展開を加速させるのに使われる。同ラウンドはLightspeed Ventures(ライトスピード・ベンチャーズ)が主導し、既存投資家のa16zとFoundation Capital(ファウンデーション・キャピタル)も出資した。創業からの3年間でTennrが調達した資金総額は約6100万ドル(約92億円)となった。 Lightspeedのパートナーを務めるアレックス・カヤルは、医療機関が次々とTennrのツールを導入していることは、米国の医療セクターにおける効率化と患者サービスの向上に対する大きな需要を反映していると語る。「Tennrの製品が医療業界全体の大きな市場ニーズを満たしていることは明らかだ」「ワークフローを自動化するTennrのプラットフォームは患者の体験を劇的に改善すると同時に、顧客の投資に大きなリターンをもたらす」とも指摘している。
David Prosser