尖閣周辺、中国海警船1隻が領海侵入 接続水域含め計4隻が機関砲搭載
20日午前8時55分ごろ、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で中国海警局の船1隻が領海侵入した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは6月7日以来で、今年19日目。 第11管区海上保安本部(那覇)によると、領海侵入したのは「海警2202」で、機関砲のようなものを搭載。大正島の南東の領海内において、日本漁船1隻を追尾するように航行している。海上保安庁の巡視船が領海から出るよう巡視船が要求した。 このほか、領海外側の接続水域で3隻の海警船を確認。いずれも機関砲のようなものを搭載しているという。 接続水域を含め尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは182日連続となり、平成24年9月の尖閣諸島国有化後、最長の連続日数を更新した。