ドジャース、WSではヤンキースの25歳に要注意 通算201発の「世界で最も四球を選べる男」
<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ドジャース10-5メッツ>◇第6戦◇20日(日本時間21日)◇ドジャースタジアム 【動画】フアン・ソト、延長10回の豪快決勝3ランでWS進出決める ドジャースが4年ぶりのワールドシリーズ(WS)でヤンキースと対戦する。今季58本塁打のジャッジ、メジャー通算429本塁打のスタントンの前には、「世界で最も四球を選べる男」のフアン・ソト外野手(25)が座る。 昨オフにパドレスから加入したソトはメジャー7年目の25歳で通算201本塁打をマーク。今季は41本塁打を放ち、ポストシーズン(PS)でも3ホーマーの長打力もさることながら、メジャーで群を抜く選球眼を持つ。 21年は2位に34差をつける四球数145。22年は同135、23年は同132でいずれも両リーグトップを記録した。今季はジャッジの同133に次ぐ同129で、4年ぶりに最多四球の座を明け渡したが、今季絶好調だったジャッジは敬遠も多いことを考えれば、「世界で最も四球を選べる男」となる。 今季打者に専念したドジャース大谷翔平投手(30)は81四球で両リーグ4位。 今季は2番ソト、3番ジャッジ、4番スタントンのラインアップを形成。5番にも24本塁打&40盗塁のチザムが座り、ソトとの勝負を余儀なくされる。