スポーツ王国・広島 「競技の魅力を伝えていきたい」 アスリートが魅力を発信するためには?【アナたにプレゼン・テレビ派】
また、「自分が話していると、何を話しているのか分からなくなる」という相談もありました。例えば、ヒーローインタビューでは基本的に「今どんな気持ちなのか」「ここに至るまでどうだったのか」「これからに向けて」という流れになっています。そのような流れを知っておくことで、答える側の気持ちの心構えができます。
■広島F・DO(エフ・ドゥ) 大竹啓生(あつき)選手は 「現在・過去・未来で聞いてくるという話があって、自分も頭を整理しやすく参考にできる部分が多かった。」
■イズミメイプルレッズ広島 石川莉子選手 「自分のことを知っていないと話すこともできないと思うので、自己認知を高めていけたらいい。」 小野アナウンサーは「自分のことを考えて、自分の考えを持っていて、それを言語化できる選手は、メディアもファンもより応援したくなるのではないか」と、研修で話したそうです。
今回の研修では、小野アナウンサーがこれまで取材をしてきた、カープの大瀬良大地投手の言葉を紹介しました。 ■カープ 大瀬良大地投手 「僕たち選手の言葉や思いは、メディアを通して出ないと世間に届かないので、届けてくれる人へのリスペクトの気持ち。お互い仕事としてやっているので、僕自身も疎かにしてはいけないと思っている。」 アスリートは、プレーで魅力を伝えることももちろんですが、どんな言葉を発するのか注目です。
今回参加したアスリートは「競技の魅力を伝えていきたい」と話していました。メディアもしっかり発信し、皆さんも応援してもらえればと思います。県内には、県と連携している25のトップスポーツチームがあります。県は、今回の研修会をこれからも続けていきたいということです。