サウジアラビア戦でのサッカー日本代表・鎌田大地　撮影：中地拓也

　現地時間の10月10日、サッカー日本代表がサウジアラビア代表と対戦して2-0で勝利した。その先制点が称賛されている。 ■【動画】「これだけ左右に振られたら…」森保ジャパンがサウジアラビアに決めた「右→左→右→左の相手ゴール前3往復ゴール」■ 　攻撃的3バックで2026FIFAワールドカップアジア最終予選に挑んでいる森保ジャパンが、その攻撃のスゴみを超アウェイの環境でも見せつけた。 　それは前半14分のこと。敵陣の右サイドの大外で堂安律がボールを持つと、左サイドにいた三笘薫へと大きなパスを送る。右ウイングバックから左ウイングバックへというボールに対し、三笘は左足でダイレクトパス。ゴール前右にいた守田英正へと浮き球を送る。 　相手DFに囲まれながらジャンプした守田は、これを頭で左方向に折り返す。そこにいたのが鎌田大地で、左足で押し込んでゴールネットを揺らして見せた。右→左→右→左と、相手ゴール前を3往復もしての崩しには、SNS上で賞賛の声が相次いだ。 「これだけ左右に振られたら、ボールウォッチャーになってしまう　ナイスゴール」 「ゴール前をダイレで3往復されたら誰もついていけんわな、見事なゴール。」 「左右に振るって手数かけてのイメージだけど、たった3本のパスでこんなにも綺麗に崩せるのか…凄い」 「チームプレーでのゴール　まさに左右に振って完全に崩してる」 「これだけ左右に振られたら、そらー止めるのは至難の業ですわ」 「日本上手すぎる　日本が日本じゃないみたい」 「あれだけ左右に揺さぶれたら確実に仕留められるよな。ナイスゴール!!!」

■日本に向けて移動

　日本代表は後半にも小川航基が得点。今度はセットプレーから決めたものだった。一方で、相手の攻撃をシャットアウトしており、鎌田のゴールが決勝点ということに。今まで未勝利だった因縁の地で、初めて白星を手にすることに成功した。 　日本代表は試合後、日本に向けてチャーター便で移動。埼玉スタジアムでのオーストラリア戦に挑むこととなる。ホームでも魅惑の攻撃を繰り広げられるか。期待が高まる一戦となる。