事件現場となった水道

閑静な住宅街にある公園が、前代未聞の性犯罪の舞台と化してしまった――。 ４月４日、明治・大正の文豪、徳富蘆花の旧宅がある東京・世田谷区の『都立芦花公園』で、水飲み場の水道の蛇口を使用できなくしたとして、杉並区に住む自営業の男（56）が器物損壊の疑いで警視庁成城署に再逮捕された。 【画像】水道の蛇口を下半身に…のどかな公園で起こった前代未聞の性犯罪「戦慄の犯行現場」写真 「容疑者の男は４月１日の深夜２時20分ごろ、自宅からすぐ近くの公園に自転車で到着。持参した双眼鏡を手に取ると、キョロキョロと辺りを見回し誰もいないことを確認したうえで、その場で全裸になったようです」（全国紙社会部記者） その後、男は全裸のまま水飲み場の水道の蛇口にまたがり、腰をかがめて肛門を蛇口に押し当てながら挿入。慣れた手つきで蛇口ハンドルをひねり、肛門内に水道水を放出した。その一部始終をスマホで自撮りして帰宅の途に就いたという。 「午前３時ごろ、男は下半身丸出しの状態で自転車を漕ぎ、自宅に向かっていた。そこへパトロール中の警察官が通りがかり、職務質問を行いました。警察官が男のスマホに保存された画像を確認すると、全裸姿で肛門を水道の蛇口に押し付けたり、蛇口を肛門に突っ込んで水道水を肛門内に放水している静止画や動画が複数見つかった」（同前） その後男は成城署に連れて行かれ、同日、公然わいせつの疑いで逮捕された。 「自らの露出姿を自撮りしたのは、SNSに投稿するとか、拡散させるのが目的ではなく、後から一人でじっくり見返し、楽しむためだった。男はまず肛門に水道の蛇口を突っ込み、勢いよく水を放出することで肉体的な快楽を得ていた。自宅に戻ってからは、その全裸姿のプレイを画像で何度も見返して思い出し、さらに精神的欲求を満たしていた」（捜査関係者） 公園を管理する東部公園緑地事務所は警察から連絡を受け、事件当日の１日、水道の使用を禁止。５日には蛇口を新品に取り替えたという。 家族連れも多く訪れる公園を、性的欲求を満足させるために使ってほしくはない。