コンディション不良も相まり、新天地で存在感がないキエーザ 冬にラインデルス獲得に向けたトレードの交渉材料になると報道
スロット監督の希望との噂
8月下旬にリヴァプールに加入したフェデリコ・キエーザの去就が再び話題となっている。 ユヴェントスを構想外となったイタリア代表のスターは、新天地でも居場所を作ることができないでいる。移籍後はリーグ戦に限って言えば1試合に出場したのみで、出場時間が短い状況だ。コンディションの問題も懸念されている。 そんなキエーザは、早くもリヴァプールの放出候補として挙がっているという。『Football365』では、レッズがミランに対し、センセーショナルなトレードを提案と紹介。このクラブはミランのタイアニ・ラインデルスの獲得を狙っており、その交渉材料としてキエーザの名前が出る可能性があるという。そこにはアルネ・スロット監督の希望が含まれていることも指摘している。 ただリヴァプールはキエーザの放出を検討していないという別のメディアの報道もあり、事実は不明だ。またセリエAのコモが獲得を狙っているという噂もある。 いずれにしろ、ユヴェントスを出る際にキエーザを獲得をしなかったミランが、彼を欲しがる可能性は低いように思える。ましてや攻撃の要となる若手有望株を手放すとは考えにくい。そのラインデルスは直近のレアル・マドリード戦でゴールを記録する活躍を見せ、ますますチームで重要な存在になってきている。 果たしてキエーザの去就はどこに着地するのかはわからないが、まずはコンディションを万全にし、本来の実力をプレミアリーグで見せてもらいたいところだ。今後の彼の活躍に期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部
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