屈辱を味わわせる3発完勝! “ル・クラスィク”を制したPSGのエンリケ監督「とても良い週末になったよ」
パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督が、27日のマルセイユ戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。 フランスの名門同士による伝統の一戦が、27日に行われた。シーズン最初の“ル・クラスィク”に臨んだパリ・サンジェルマンは、マルセイユの本拠地『スタッド・ヴェロドローム』に乗り込むと、7分にMFジョアン・ネヴィスが先制点。さらに、相手選手の退場を誘発し、数的優位に立った同クラブは、オウンゴールとFWブラッドリー・バルコラのゴールで前半だけで3得点。後半は無得点に終わったものの、攻撃の手を緩めることなく、45分間で14本のシュートを打つなど終始圧倒。宿敵に屈辱を味わわせる3-0の勝利を収めている。 試合後、ルイス・エンリケ監督は「とても満足している。サポーターの期待に応えられたのだからね。リスクを冒したハイプレスは、まさに立ち上がりから勇気を持って勝利を目指す姿を体現したようなものだった」と勇ましく戦ったチームについて語った。 また“ル・クラスィク”では、両クラブのウルトラス間における数々の衝突トラブルにより、アウェイサポーターの遠征が禁止されている。そのため、パリ・サンジェルマンは本拠地『パルク・デ・プランス』で同試合のパブリックビューイングを開催した中、同指揮官は「最後の瞬間まで強い意志を持ってアウェーで戦う、というパリのパルク・デ・プランスに集まったサポーターが望んでいたことを我々は実現して見せた。このような試合はサポーターにとっても、我々にとっても非常に特別なもの。マルセイユは順位上のライバルでもあったから、今夜、我々が勝っていることをこの勝ち点3で証明できて嬉しい。とても良い週末になったよ」と喜んでいる。 これでリーグ・アン第9節終了時点で、7勝2分と無敗を継続する唯一のチームとして、首位に立つパリ・サンジェルマン。次戦は来月2日、第10節でレンヌとの対戦となる。
SOCCER KING