【3つ全部でたった100g】肌寒い季節にこれは使える!「軽量コンパクトな防寒アウトドアアイテム3選」
気温が変わりやすいこれからの季節、「思ったよりも冷える」、「もう一枚持ってくれば良かった」なんて場面は多々あります。 ■【画像】「超軽い!」わずか34gの防風ベスト&「こんなに小さくなるの?」脅威の収納サイズ そんな時に、あるだけで体感温度が変わる“軽量コンパクトなウェア”を3つ紹介します。3つを合わせても、たったの102gしかありません。
■体幹の保温ができ、動きやすく、蒸れにくい。重さはたったの34g
ベスト型のウェアは、体幹を冷えから守りながら脇を開けることでオーバーヒートしづらい、アウトドア活動に最適なウェア形状です。しかし、日本ではあまり人気がなく、良いものを探すのが難しいのが実情です。 その点、モンベルはさまざまなベストウェアを展開しています。なかでも、わずか34g(Mサイズ)と驚異的な軽さを誇るのが、『EXライトウインドベスト』。7デニールのバリスティックエアライトナイロン素材は、少し蒸れる感覚があり、適度な暖かさを感じる素材選びです。パッカブル仕様で、収納すると手のひらサイズに収まります。問題があるとすれば小さすぎて、なくしやすいことでしょうか。
■もはや定番! 繋ぎ目のない極薄ストレッチ素材のネックウォーマー
多くの血液が通る首を防風するだけで、体感温度は大きく変わります。おすすめしたいのは、筒状で縫い目のない薄いストレッチ素材を採用したアウトドアリサーチの『アーバチューブ』。重量は46g。首に巻いたり、フェイスマスクにしたり、ヘッドバンドにしたりと、多様な使い方ができるネックウォーマーです。 登場後は、販売してないメーカーを探すのが難しいほど、同様の製品が数多くリリースされました。いかに使い勝手の良く、画期的なギアだったかが、よくわかるストーリーですよね。 アイデア次第でさまざまな使い方ができるのは、シンプルな道具だからこその魅力です。私はシンプルにハンカチとして使用しています。ハンカチなら普段から持ち歩くので、寒い時は首に巻いたり、暑い時は濡らして首に巻いたりと使用頻度が上がり、今や手放せないアイテムになりました。
■こちらもシンプルな筒状の手袋
3つめは、筒状のフリースに親指が出せる穴が空いただけのシンプルなグローブ、フーディニの『パワーリストゲイター(22g)』です。 指先だけではなく、冷えやすい手首を温めることができるのが特徴です。寒さが本格的になる前の時期は、体を少し動かすと暑くてグローブを外すことが多いのですが、この形状なら脱着も容易です。また薄手グローブと組み合わせて使っても、温度調整が容易にでき、おすすめです。
■防寒は体幹を冷やさず、首を温めるのがポイント
昔から言われていることですが、体温維持には体幹を冷やさないことと首、手首、足首の“3つの首”を温めることが大切です。 他にも腹巻やレッグゲーターなど、体温調整にあると便利な小物は多数あります。自身の体質に合った小物を探してみてはいかがでしょうか。 morikatu(もりかつ) 低山小道具研究家 "プロダクトデザイン出身の低山小道具研究家。子どもの頃は秘密基地と川口浩_探検隊とハックルベリー・フィンに夢中だった。社会人の洞窟探検クラブに所属し、「前人未到」や「秘密」という言葉に弱い。同じ場所を周回し監視するネコ系ハイカーでもあり、奥多摩や高尾山の秘密の場所でひなたぼっこしている。
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