定年後は故郷に帰りたいです。でも妻が「老後資金は限られているのに移住はお金がかかる!」と大反対。移住にはそんなにお金が必要ですか?
支援サービスの提供に受け身になるのではなく、積極的に溶け込む姿勢がカギ
さまざまな助成金や地域行政のサポートを受けることによって、金銭的には大きな負担になることなく移住生活を送ることができるといえるでしょう。 ただ、ある程度日々の生活や価値観が固まったシニア時代になって、新しい環境にどこまでなじむことができるかということが、最大の焦点になってくるでしょう。日本各地、それぞれ独自の文化があります。保守的だったり、なんでも話してくるオープンな習慣だったり、地域によって大きく違います。 一方、これまでなじんできた地域の風習や習慣は、思いのほか自分の価値観の一部となっていることが多く、新しいものを相いれないために、コミュニティーに溶け込むことができないで戻ってくる、というケースも見られます。 大事なことは、「移住先の行政サービスに支援してもらう」という考え方ではなく、移住する側が積極的に地域に溶け込み、新しい環境のなかでシニアライフを楽しむように取り組むことだといえるでしょう。 出典 須坂市役所 総務部 政策促進課 須坂市移住応援サイト スザカでくらす 須坂★暮らしサポート情報『須坂市の医療環境』~60ヶ所以上の医療機関があります 大空町役場 まちづくり推進室 OZORA life 移住支援メニュー 大空町のお試し暮らしについて 南丹市 移住促進(移住促進住宅整備)事業について(移住者対象) 執筆者:柴沼直美 CFP(R)認定者
ファイナンシャルフィールド編集部