「もがみ」型、豪新造艦の最終選考に ドイツと競争、来年決定
【シドニー時事】オーストラリア国防省は25日、海軍の新型フリゲート艦建造計画で、海上自衛隊護衛艦「もがみ」型とドイツのフリゲート艦「MEKO A200」を最終候補に絞り込んだと正式に発表した。 来年にどちらを採用するかを決定する。計11隻建造し、総額は約100億豪ドル(約1兆円)。 新造艦は現行のアンザック級フリゲート艦の後継となる。豪政府は、インド太平洋での中国に対する抑止力強化をにらみ、水上艦艇の更新と、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」に基づく原子力潜水艦配備計画を並行して進める考えだ。