おまかせ10貫で5000円…富山湾の漁港に『高級寿司キッチンカー』漁協の協力でネタを現地調達し営業
富山テレビ放送
近年、大人気のキッチンカー。 比較的リーズナブルな値段であらゆる飲食店が出店していますが… 11日岩瀬漁港に1日限定で現れたのは、お値段5000円、東京で話題の珍しいキッチンカーです。 *長島リポート 「岩瀬漁港です。登場したのはキッチンカー…それも珍しいお寿司のキッチンカーです」 目の前は冬の富山湾という漁港の施設に東京から自走でやってきたのは… 『高級寿司』のキッチンカー。 寿司職人の小林魁さんが今年1月に始めたもので、SNSや動画サイトでの発信で人気に火が付きました。 普段は東京・豊洲でネタを仕入れていますが、けさはとやま市漁協の全面協力を受けて岩瀬漁港で現地調達しました。 *鮨さきがけ 小林魁さん 「富山県は寿司(のPRが)盛ん。それがいいなと思って」 「(富山湾の)エビやカニはすごい。いいエビやカニを富山の人にそのまま握ってもお もしろくない。ちょっと変えて握ろうかなと」 おまかせ10貫、5000円とキッチンカーとしてはかなり高級ですが… 最初のひと皿は江戸前らしくコハダと地物のサワラとタイ。 「煮切り醤油」を塗るなど実に丁寧な仕事ぶり。 まさに江戸前ずしと富山湾の夢のコラボレーションです。 やってきたお客さんも大満足のようです。 *男性客 「うまい。間違いない。」 Q.「江戸前」の味付けはどう? 「(いつも食べている寿司と)違いますね。甘みもあって、おいしいです。」 小林さんは来年以降、全国の漁港をめぐってキッチンカーを稼働させるということです。 「寿司といえば、富山」県の観光ブランド戦略が広がりを見せています。
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