アジア最高額はどこ!? 代表チーム最新市場価値ランキング5位。若手育成に大成功! 初のW杯に迫るダークホース
FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選が9月から始まり、アジア各国の代表がW杯の切符をつかみ取るためしのぎを削っている。近年はアジアの選手も評価されるようになり、市場価値も全体的に増加傾向にある。今回は、アジアの代表チームの市場価値をランキング形式で紹介する。(成績は『transfermarkt』参照。※メンバーは11月シリーズ発表時点のもの)
5位:ウズベキスタン代表 最新FIFAランキング:58位 総市場価値:3770万ユーロ(約60億3200万円) 最高額選手:アボスベク・ファイズラエフ(600万ユーロ/約9億6000万円) 5位には、若手選手を中心に力をつけているウズベキスタン代表がランクインした。その総市場価値は3770万ユーロ(約60億3200万円)となっている。 ウズベキスタン代表は依然として、主将で代表の最多得点記録を保持するエルドル・ショムロドフ(ローマ/イタリア)がチームの中心だ。現在も500万ユーロ(約8億円)の市場価値があるが、彼よりも高額な(600万ユーロ/約9億6000万円)を叩き出したのが、21歳のアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ/ロシア)である。 所属クラブでもウズベキスタン代表でも中心選手としてプレーしているファイズラエフは「ウズベキスタンの至宝」と期待されており、今後の活躍やステップアップ次第ではさらに価値が伸びる可能性がある。 彼と並んで期待されている若手選手が、RCランス(フランス)でレギュラーとしてプレーするDFアブドゥコディル・フサノフだ。現在20歳ながらリーグ・アンで主軸を担っており、こちらも現在の500万ユーロ(約8億円)から近い将来にも大幅なアップが期待される。 今夏に行われたパリ・オリンピックに出場したメンバーの大半がA代表での経験があったことからもわかるように若手選手の突き上げが激しく、上記で紹介した2人以外にも伸びしろ抜群の選手が多数いる。最終予選でもグループAの2位と高順位につけており、初のワールドカップ出場に向けて「勝利」と「若手の強化」がバランス良くできているのではないだろうか。
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