ANA、2-3月分サーチャージ引き上げ 欧米往復5.8万円、ハワイ3.7万円に
全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは、国際線旅客が航空券購入時に支払う燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)の2025年2-3月発券分を12月20日に引き上げた。往復で欧米は5万8000円、ハワイは3万7000円となる。日本航空(JAL/JL、9201)は、18日にサーチャージ引き上げを発表済み。 【写真】ミラノに到着する羽田発初便 2月1日から3月31日発券分が対象。片道あたりの燃油サーチャージは、日本から欧州やハワイを除く北米、中東、オセアニアは2万9000円、ハワイやインド、インドネシアは1万8500円、タイやシンガポール、マレーシア、ミャンマー、カンボジアは1万5500円、ベトナムとフィリピン、グアムは9500円、韓国を除く東アジアは8500円、韓国とウラジオストクは3000円に、それぞれ引き上げる。 燃油サーチャージは、シンガポールケロシンの市況価格と為替レートの各平均により決定し、2カ月ごとに改定している。
Yusuke KOHASE