将来結婚するにしても「結婚式」や「指輪」の費用は節約し「貯金」に回したいと思っています。「婚約指輪」は必要ないと思うのですが、購入しない場合、どれだけの費用が浮くのでしょうか?
将来結婚する際に結婚式や指輪の費用を節約し、貯金に回したいと考えている人は一定数存在し、中でも婚約指輪の購入を見送る人たちは多くいるようです。本記事では、婚約指輪に対する価値観について紹介するとともに、購入しなかった場合にどのくらいの費用が浮くのか、またなぜ婚約指輪を購入しないのか、その理由について紹介します。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
婚約指輪に対する価値観について
株式会社アイジュエリー・ウマキが行った「婚約指輪は必要か」に関するアンケート結果をもとに、婚約指輪に対する価値観をみていきましょう。表1では、「婚約指輪が必要だと思うか」についての回答をまとめています。 表1
※株式会社アイジュエリー・ウマキ「「婚約指輪は必要か」に関するアンケート」より筆者作成 今回のアンケートでは、婚約指輪を不要と考えている人が半数以上いると分かりました。以下の表2では、実際に「婚約指輪を購入したか」についての回答をまとめています。 表2
※株式会社アイジュエリー・ウマキ「「婚約指輪は必要か」に関するアンケート」より筆者作成 アンケート結果では、実際に婚約指輪を購入したと回答した人が半数以上いました。しかし、購入しなかったという人も3割以上いる結果となっています。現代では婚約指輪を購入するのが当たり前というわけではなくなってきているようです。 ■婚約指輪を購入しない理由 婚約指輪を購入しない理由はさまざまです。婚約指輪は、婚約期間中は毎日身につけていたとしても、結婚後はつける機会が減ってしまいます。日常的に身につけることの多い結婚指輪とは異なり、使用回数が限られてしまうため、必要ないと考える人も一定数いるようです。 また結婚の前後は何かと物入りなタイミングのため、お金に余裕があれば購入するが、予算的に難しい場合は買わない決断をするカップルもいるようです。中には結婚時に予算がなくて婚約指輪の購入を諦めたカップルが、結婚5周年や10周年などの節目で改めて婚約指輪を贈るケースもあるそうです。 婚約記念品は必ずしも婚約指輪でなくてはならないわけではありません。婚約指輪ではなく時計やネックレスなどを贈る人もいます。また使用頻度の少ない指輪ではなく、家具や家電、食器など実用的なものを希望するケースや、結婚式やハネムーンを豪華にするために婚約指輪の購入を見送るケースもあるそうです。